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佳日

バイパスを走っていた
沿道のススキが揺れていた
思い出していた
あの日
貴女は綺麗だった
青空が背景になって
輝いていた
僕の行くところに貴女がいる
貴女の往く先に
必ずしも僕はいない
気持ちがススキよりも
揺れ動いていた
今の場所から
動けない
貴女にもっと近づきたい
今の二人を素直に喜べたなら
思い出は綺麗なまま
いつまでも色褪せないで
残るのでしょうか
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by ryu2005 | 2006-10-30 20:10 | 未分類

先日

増えた写真を処分した。
いいものだけを大事にしまっておく。

見られないように。

彼女の写真を破いた。
僕の手の中で彼女の顔が裂けていた。
少し悲しかった。
携帯の写真はボタンひとつで消せるのに・・・・

分からないように細かく破いて
丁寧に捨てた。
全てを残してはおけない。
今までのものも捨ててしまった。

人生は残るものよりも、捨ててしまうものの方が多い。
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by ryu2005 | 2006-10-26 20:26 | 未分類

筆談で

黙っている。

「また○○高原に行こうよ」
「OK! 紅葉の季節にね」
「混んでるかな」
「平日がいいけど休みがとれるかどうか」
「紅葉ならどこか他のところでもいい?」
「△△湖に行きたいな」
「遊覧船に乗る?」
「船は苦手だからドライブでいいよ」

小さなコンサート・ホールにいた。
何故か筆談を始めたのだった。

「この曲、好き」
映画のテーマ曲だったっけ?

僕は彼女に対して「好き」と書いた。

大きなハートマークが返ってきた。
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by ryu2005 | 2006-10-22 22:22 | 未分類

彼女の写真を

破いた。
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by ryu2005 | 2006-10-18 18:18 | 未分類

高原で

紅葉にはまだ早い。
観光客も多いようには見えなかった。
晴天で僕たちにはとてもいい一日だった。
高原は涼風がふいていた。肌寒いくらいだった。
湖畔をドライブした。
ボートに乗ろうとしてやめた。
彼女が美術館に行きたいと言った。峰をひとつ越えて行った。
途中の峠で寄り道。
眺めがよかった。
さっきの湖が下の方にあった。
「いいね・・・紅葉の頃にまた来ようね」彼女が言った。
ススキの穂が揺れて
彼女の長い髪も風になびいていた。
肩を抱いて、同じ風景を眺めていた。
ずっと同じものを見ていたいと思った。
彼女にいて欲しいと思った。

美術館で時間を費やしてしまったのでこの日はこれで帰りだった。
彼女は好きな絵を見れたので満足だった。
僕も彼女と過ごせたので満足だった。
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by ryu2005 | 2006-10-15 19:13 | 未分類

答え

会えたけれど、ほんの数時間。
また会えない時間が続く。
短い時間であっても、自分の気持ちを伝えるには十分な時間だった。
それなのに今日はこんなことがあったとか、
テレビで何を見たとか、
わざわざ会って話すことなのか?
ずっと待っていたひとときは
これだったのか?

そうです。こんな時間を待っていたのです。

話の内容は何でもいい。
貴女と会えて
話ができることが大事だから。
貴女が目の前にいるということが・・・・

会いたい
会いたい

たまった感情を相手にぶつければいいのに、
実際に会ったときは意外と平気な顔をしているものだ。
自分で、そっけない返事をしていると思うこともある。
でも、これでいつも通りだし。

男は感情を表にあらわすのが苦手なんだ。
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by ryu2005 | 2006-10-08 21:47 | 未分類

連絡なし

貴女の写真を何度も見ていた
三日会ってないだけだった
遠くなった気がしているのは
時間の所為だ

気持ちまでが
遠くなった訳ではない
会わない時間が
気になっただけだ

貴女からメールさえ来ない
こちらも送らない
いつも同じことをしている
眼を閉じれば
写真と同じ貴女が見える

明日会えると
わかっているから
静かにしている
明日には
写真と同じ
貴女に会える
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by ryu2005 | 2006-10-01 23:49 | 未分類