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月曜日の女たち

朝、近所のおばさんを病院まで連れて行った。Fumi さんは今は一人でマンションに住んでいた。ご主人は単身赴任で九州 にいる。それで僕の方へ電話をしてきた。出かける前だったし、行く方向が同 じだったので病院まで連れて行った。車の隣 に女房と彼女以外の女性を乗せたのは久しぶりだった。

営業に行った先で、大きな荷物を頼まれた。本棚と椅子が目の前にあった。
「ちょっと頼まれてくれない? すぐ近くなんだけど・・・」 
僕の車で運んで欲しいと頼まれた。行き先を教えてもらって、荷物をワゴン車の後ろに乗せた。「待ってて、助手をつけるから・・・・」
新しい事業のための事務所まで、Nao ちゃんと呼ばれていた女性がついてきた。僕と同じくらいの歳に見えたが、まだ独身だった。車の隣 に彼女以外の独身女性を乗せたのは久しぶりだった。

営業所 に帰ると保険外交員の人が待っていた。先日、医療保険に入るのに検査を受けた。その結果を持って来ていた。Kayo さんは美人だった。でも、名前を覚えているのはそのせいじゃない。初恋の女の子と同 じ名前だったから・・・・
「全く問題なしです」 Kayo さんは言った。健康診断の結果が思ったより良くなかったので心配していた。大丈夫なら保険に入っちゃおうかな・・・・ Kayo さん。

家に帰ると女房が言った。
「 Fumi さんから電話があったわよ。今朝はどうもありがとうって・・・・」
あの人は近所の評判がよくないとも言った。
「ふーん、そうなんだ」

一日が終わる頃、
彼女からメールが届いた。
「おやすみなさい」
あぁ、今日会えなかった貴女が一番好きだ。
by ryu2005 | 2005-05-31 01:34


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